このゲームのルールは至ってシンプルです。
誰にでもわかりやすく、そして計算しやすいものにしています。

しかし、だからと言ってゲームとしての難易度が低いわけではありません。
『ルールが簡単』は決して『攻略が簡単』を意味するのではないのです。



このゲームはターン制のシミュレーションRPGです。
自軍と敵軍に交互に手番が回ります。
プレイヤーは自分のターンの中でマップ上のユニット(駒)を動かし、敵を倒していきます。
勝利条件を満たすとステージクリアです。
主人公ユニットが撃破されてしまうと敗北です。




プレイデータのセーブとロードは、自分のターン中にいつでもできます。
プレイデータは21個保存可能です。




環境設定にて、特定の機能に対するショートカットを設定することができます。






1回のターンにユニットは、1回の移動と1回の行動ができます。
行動にはいくつかの種類があり、その中の1つを実行できます。
移動の後に行動はできますが、行動の後に移動はできません。






HP……ヒットポイント。生命力であり、0になると撃破されます。
MP……マジックポイント。魔法力であり、魔法を使うために必要です。
攻撃……通常攻撃で相手に与えるダメージに影響します。
防御……相手からの通常攻撃で受けるダメージに影響します。
魔力……魔法の効果に影響します。
移動……1回のターンでユニットが動ける距離です。
レベル……そのユニットのおおよその強さを表します。
経験値……100までたまるとレベルが上がり、各ステータスが上昇します。その際、経験値は0に戻ります。






ユニットは1回のターンで、1回の移動をすることができます。
ただし、他のユニットがいるマスに止まることはできません。
また、相手方ユニットがいるマスを通り抜けることもできません。






ユニットは移動の後、以下のいずれかの行動をすることができます。

通常攻撃……隣接する相手方ユニットを攻撃します。経験値を得られます。
魔法……MPを消費して魔法を使います。経験値を得られます。
入手……マップ上のアイテムを入手します。
待機……何もせず、その場にとどまります。






通常攻撃によるダメージは、攻め手側の攻撃値から受け手側の防御値を引いたものです。
画面下部の情報エリアで事前に確認できます。

何もしない限り攻撃は必ず当たり、最低でも1ポイントのダメージを与えることができます。
確率によりダメージが0になることはありません。
攻め手側が1回の攻撃を行い、受け手側がそれに耐えると、次は受け手側が1回の反撃を行います。






ユニットの種類により、魔法攻撃を行うことができます。
魔法攻撃のダメージは、双方のユニットの魔力の差に、魔法の威力を足したものです。
画面下部の情報エリアで、魔力差を確認することができます。

何もしない限り魔法攻撃は必ず当たり、最低でも1ポイントのダメージを与えることができます。
また、魔法攻撃に対して受け手側は反撃できません。






通常攻撃もしくは魔法使用の際、プレイヤーは『サポートカード』と呼ばれるアイテムを使うことができます。
種類と効果は以下の通りです。

ポイントアップ……自分の行動による値に5を追加します。
魔力戦闘……通常攻撃のダメージを、攻防差の代わりに魔力差で計算します。
HP・MP全回復……行動前に自分のHPとMPを全て回復します。
反撃禁止……後に行動する側の攻撃が無効になります。
完全防御……受けるダメージがなくなります。
サポート不可……相手のサポートカードを無効化します。






自軍ユニットが撃破されてしまっても、消滅することはありません。
次のシミュレーションバトルで復帰することができます。
ただし、以下の罰則があります。

(1)ステージクリア後のボーナスフェイズで、レベルアップできる人数が減ってしまいます。
(2)レベルはそのままですが、経験値が0に戻ります。




シミュレーションバトルで敗北してしまった場合、各ユニットのレベルや経験値はそのままで、ステージをやり直すことになります。
罰則は特にありませんが、『総ターン数』が継続してカウントされ、『敗北回数』が1増えます。

また、プレイヤーは任意で『撤退』というコマンドを実行することができます。
これは敗北をしたのと同様に、そのステージをやり直すことのできるものです。
自軍ユニットのレベルが低くてステージをクリアするのが難しいと感じた時に使ってください。